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コロナ発生届が強風で窓から屋外に飛散 - 船橋市保健所

千葉県船橋市の保健所において、個人情報が記載された新型コロナウイルス感染症発生届が窓から屋外に飛散し、一部所在がわからなくなっている。

同市によれば、9月6日9時ごろ、保健所2階の新型コロナウイルス感染症対策本部において、換気のため窓を開けていたところ、新型コロナウイルス感染症発生届24枚が強風に煽られ屋外に飛散したという。

発生届には、新型コロナウイルス感染症患者の氏名、住所、電話番号、性別、年齢、生年月日、職業、症状、診断方法、初診年月日、診断年月日などが記載されている。

発生届は、医療機関より提出後、届出日ごとに取りまとめ、紐で束ねて保存箱で保管することとなっており、仕分けのため仮置きしていたところ飛散したという。

屋外を捜索したが1枚を発見できず警察に紛失届を提出した。9月10日の時点でも発見に至っていない。同市では書類の取り扱いの見直しや職員の意識徹底を図り、再発防止に取組むとしている。

(Security NEXT - 2021/09/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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