CMSの「Plone」にオープンリダイレクトの脆弱性
オープンソースのコンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Plone」にオープンリダイレクトの脆弱性が明らかとなった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、細工したURLへアクセスさせることで、任意のウェブサイトへ誘導することが可能となるオープンリダイレクトの脆弱性「CVE-2021-32806」が明らかとなったもの。
フィッシング攻撃をはじめ、悪意あるサイトへ誘導する際に踏み台として同ソフトを導入しているウェブサイトが悪用されるおそれがある。
同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの東内裕二氏が情報処理推進機構へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
開発グループは、パッチ「Products.isurlinportal1.2.0」をリリースしたほか、脆弱性に対処した「同5.2.5」の準備を進めている。
(Security NEXT - 2021/08/13 )
ツイート
PR
関連記事
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
ニッケがサイバー攻撃被害 - ダークウェブで流出情報を確認
SAP、9月月例パッチで新規21件を公開 - 深刻な脆弱性も
Sophos製無線LANアクセスポイントに脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
店舗で受け付けた一部チケット会員入会申込書が所在不明 - 西武ライオンズ
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 緊急対応を
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
Fortinet、セキュリティアドバイザリ2件をリリース
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催