CMSの「Plone」にオープンリダイレクトの脆弱性
オープンソースのコンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Plone」にオープンリダイレクトの脆弱性が明らかとなった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、細工したURLへアクセスさせることで、任意のウェブサイトへ誘導することが可能となるオープンリダイレクトの脆弱性「CVE-2021-32806」が明らかとなったもの。
フィッシング攻撃をはじめ、悪意あるサイトへ誘導する際に踏み台として同ソフトを導入しているウェブサイトが悪用されるおそれがある。
同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの東内裕二氏が情報処理推進機構へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
開発グループは、パッチ「Products.isurlinportal1.2.0」をリリースしたほか、脆弱性に対処した「同5.2.5」の準備を進めている。
(Security NEXT - 2021/08/13 )
ツイート
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
