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VPN製品「Pulse Connect Secure」に複数脆弱性 - 悪用未確認、更新を強く推奨

さらに今回リリースした「同9.1R12」では、「Pulse Security Integrity Checker Tool」を実装する機能強化を行った。停止させることなく、システムの整合性を定期的にチェックし、侵害されていないか確認できるようなったという。

同社は、「同9.1R12」へのアップデートの実施を強く推奨。セキュリティ機関からもアップデートが呼びかけられている。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。なお、5月に明らかとなった脆弱性「CVE-2021-22908」は、6月にリリースされた「同9.1R11.5」にて修正済みとなっている。

CVE-2021-22933
CVE-2021-22934
CVE-2021-22935
CVE-2021-22936
CVE-2021-22937
CVE-2021-22938

(Security NEXT - 2021/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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