Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2021年2Qの標的型攻撃に関する情報共有は40件 - J-CSIP

また「CVE-2017-0199」として検知されるメールの添付ファイルについて相談を受け、IPAが調査を行ったところ、同脆弱性とは無関係の脅威だったケースも見られた。

問題のファイルに脆弱性を悪用するしくみはなく、開くと外部と通信するものだった。以前、同じ接続先から別のファイルがダウンロードされる状態だったことが判明しており、同ファイルの影響で無関係の検知名が示された可能性がある。

古い脆弱性の名称でマルウェアが検知された場合でも、検知名が誤っており、実際の挙動が異なる場合もあるとして、検知名より危険性を安易に判断しないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/07/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み