Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PHPに複数の脆弱性 - アップデートが公開

PHPの開発チームは、複数の脆弱性に対処した「PHP 8.0.8」「同7.4.21」「同7.3.29」をリリースした。

今回のアップデートでは、URLの検証処理において明らかとなったサーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性「CVE-2021-21705」を修正した。

さらにデータベース「Firebird」の接続においてスタックバッファオーバーフローをはじめ、メモリ処理にエラーが生じるおそれがある「CVE-2021-21704」を解消している。

またこれらCVEベースで2件の脆弱性のほか、「同8.0.8」「同7.4.21」ではバグの修正なども実施している。

今回のアップデートについて、開発チームはいずれもセキュリティリリースと位置づけており、「PHP 8.0」「同7.4」「同7.3」の利用者に対してアップデートを推奨している。

(Security NEXT - 2021/07/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 複数製品の脆弱性を修正