Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

総務省のシステム情報が富士通から流出 - 過去ログ調査で判明

同省は対象となるシステムにおいて応急の対策を実施。6月16日の時点で被害は確認されておらず、システム障害や関係業務への支障も生じていないとしている。

同省では、不正アクセスに対する警戒を強めるとともに、富士通に対して原因や流出した情報の詳細について報告を求めていく。

「ProjectWEB」は、富士通が社内外の関係者と開発プロジェクトなどの情報共有に用いているオンラインツール。成田国際空港の運航情報管理システムに関する情報が流出したほか、政府機関においても内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)国土交通省外務省において情報流出が確認されている。

(Security NEXT - 2021/06/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「ProjectWEB」の被害組織数を上方修正 - 富士通
「ProjectWEB」を廃止、脆弱性の件数や詳細は明かさず - 富士通
富士通のプロジェクト情報共有ツール、129組織で情報流出
政府のセキュリティ訓練参加者情報が流出 - 委託先ツール経由で
3機関以外で政府情報の流出確認されず - 政府
外務省の検討資料が流出、個人情報も - 富士通との情報共有ツールで
NISC、「ProjectWEB」の不正アクセスで政府機関や重要インフラ事業者に注意喚起
国交省のシステム情報やメアド7.6万件が流出 - 委託先の富士通から報告
NISCの一部システム情報が外部流出 - 富士通「ProjectWEB」への不正アクセスで
社内外で利用する「プロジェクト情報共有ツール」に不正アクセス - 富士通