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「AED」などの医療機器のリモート管理ソフトに深刻な脆弱性 - 米政府が注意喚起

旭化成傘下のZOLL Medicalが提供する救命救急機器向け管理ソフトウェア「Defibrillator Dashboard」に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。

同製品は、同社製の「モニタリング機能付除細動器」や「AED(自動体外式除細動器)」のメンテナンスに用いるソフトウェア。複数の場所に設置された機器の状態をネットワーク経由で管理し、機器の不備などを把握することができる。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)に対し、匿名で報告が寄せられたもので、同ソフトウェアにおいて、あわせて6件の脆弱性が明らかとなった。

「CVE-2021-27489」は、ウェブアプリケーションより悪意あるファイルをアップロードでき、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性。今回明らかとなった6件において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアがもっとも高く、「9.9」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2021/06/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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