医療機関向けデータ管理システムの旧版に深刻な脆弱性
米Vanderbilt大学が開発し、新型コロナウイルスの調査をはじめ、医療機関の臨床研究などで活用されているデータ管理システム「REDCap」の旧版に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。
「同10.3.4」に含まれる「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2020-26712」について、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による評価が公表されたもの。
同脆弱性は、2020年10月にリリースされた「同10.3.5」で、マイナーなセキュリティ修正として対処されたとあるが、「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において同脆弱性のベーススコアを「9.8」とレーティングした。
「同10.3.5」リリース後、同脆弱性の実証コード(PoC)も公開されており、データベースへアクセス可能なユーザーによって不正に操作され、データの流出や破壊につながるおそれがあると指摘されている。また「同10.0.20」についても同脆弱性が存在するという。
同脆弱性は「同10.3.5」以降で修正済みで、2020年12月30日に「同10.6.3」がリリースされている。
(Security NEXT - 2021/01/19 )
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