電子たばこ通販サイトに不正アクセス - 偽決済フォーム設置される
電子たばこを扱う通信販売サイト「ベプログショップ」が不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が窃取された可能性があることがわかった。
同サイトを運営するドロームによれば、システムの脆弱性が突かれ、4月11日1時前から翌12日13時半ごろにかけて、偽の決済フォームが設置されたもの。期間中に注文を行った顧客32件のクレジットカード情報が外部に流出した可能性がある。
クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードが対象となる。また注文に至っていない場合も、設置された偽決済フォームにクレジットカード情報を入力していた場合は窃取されている可能性がある。
4月12日に注文画面でエラーが発生していることが判明し、クレジットカード決済を停止するとともに、外部事業者による調査を実施し、不正アクセスが判明した。
4月30日に個人情報保護委員会へ報告。調査は5月17日に完了し、5月31日に警察へ被害を申告した。対象となる顧客には、6月7日よりメールで報告と謝罪を実施。身に覚えのない請求が行われていないか確認するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/06/08 )
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