Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向けSEOプラグインに脆弱性 - アップデートが公開

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「All in One SEO」に脆弱性が明らかとなった。

権限を持つユーザーが、細工したプラグインのバックアップファイルをアップロードすることにより、ホストで任意のコードを実行することが可能となる脆弱性「CVE-2021-24307」が明らかとなったもの。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.8」。脆弱性の重要度は「高(High)」とレーティングされている。

同脆弱性は、4月27日にリリースされた「同4.1.0.2」で修正されており、同バージョン以降へのアップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2021/06/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性