ウェブサーバ「nginx」に脆弱性、アップデートが公開
ウェブサーバ「nginx」の開発チームは、脆弱性を修正したアップデートをリリースした。
「nginx」において、名前解決を行うリゾルバに脆弱性「CVE-2021-23017」が明らかとなったもの。設定ファイルで「resolverディレクティブ」を有効化している場合にのみ影響を受けるという。
細工したDNS応答を送りつけられ、脆弱性を悪用されると、「worker」のプロセスがクラッシュしたり、コードを実行されるおそれがある。重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」としている。
開発チームでは、「nginx 1.21.0」「同1.20.1」にて修正。あわせてパッチをリリースしている。
(Security NEXT - 2021/05/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
