ウェブサーバ「nginx」に脆弱性、アップデートが公開
ウェブサーバ「nginx」の開発チームは、脆弱性を修正したアップデートをリリースした。
「nginx」において、名前解決を行うリゾルバに脆弱性「CVE-2021-23017」が明らかとなったもの。設定ファイルで「resolverディレクティブ」を有効化している場合にのみ影響を受けるという。
細工したDNS応答を送りつけられ、脆弱性を悪用されると、「worker」のプロセスがクラッシュしたり、コードを実行されるおそれがある。重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」としている。
開発チームでは、「nginx 1.21.0」「同1.20.1」にて修正。あわせてパッチをリリースしている。
(Security NEXT - 2021/05/28 )
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