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AMEXの利用者狙ったフィッシング - 利用確認装う手口

「アメリカン・エキスプレス」のクレジットカード利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認されている。フィッシング対策協議会が注意を呼びかけた。

問題のフィッシングメールでは、不正利用の急増にともないモニタリングを実施しており、本人の利用であるか確認したい取り引きがあるなどと説明。確認を終えるまで利用を制限しているなどと不安を煽り、偽サイトへ誘導していた。

誘導先のフィッシングサイトでは、IDやパスワードをはじめ、クレジットカードの番号、有効期限、セキュリティコードのほか、電話用暗証番号なども入力させようとしていた。

5月26日の段階でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/05/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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