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外部クラウド利用したカードローン申込窓口に設定不備 - 三井住友信託銀

「Salesforce」に関しては、設定不備の事案が複数判明し、2020年12月に金融庁より注意喚起が行われている。同行でも同月に調査を実施し、問題ないと判断していたが、2021年2月にセールスフォースより情報提供があり、再度調査を行ったところ、今回の不備が判明した。

同行では2月以降、アクセス状況を調査するため、セールスフォースにログの提供を依頼していたが、提供を受けたのは5月に入ってからで、事態の公表までに時間を要したという。

問題のシステムにおいてすでに設定不備は解消済みとしており、同行ではアクセスが可能となっていた顧客に対し、経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2021/05/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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