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クラウド設定不備による情報流出は発生せず - freee

freeeにおいて、外部クラウドサービスを用いた複数問い合わせフォームに設定の不備が見つかった問題で、同社は情報流出はなかったとする調査結果を発表した。

セールスフォース・ドットコムの「Salesforce」を用いて設置していたアカウント再設定の申請フォームや、料金の問い合わせフォーム、人材募集のフォームにおいて、設定の不備により入力された内容が外部よりアクセスできる状態となっていたもの。

2月8日に外部専門家より指摘があり、同社では問題を確認。設定を修正し、事態を公表するとともに、アクセスログの解析など調査を進めていた。

同社は調査の結果、情報流出は確認されなかったとし、顧客への影響はなかったと結論付けた。今後は社外クラウドサービスを含め、あらゆるシステムにおいて一層のセキュリティ強化に取り組むとしている。

(Security NEXT - 2021/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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