「WordPress」に2件の脆弱性 - 「同4.7」以降にアップデートを提供
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」の開発グループは、セキュリティアップデート「WordPress 5.7.1」をリリースした。
今回のアップデートは、脆弱性2件を解消したほか、26件のバグを修正しており、開発チームでは、セキュリティリリースと位置づけている。
具体的には、「同4.7」以降に「PHP」に起因する「XML外部実体参照(XXE)」の脆弱性や「REST API」における情報漏洩の脆弱性が存在し、対処したもの。発見者より非公開で報告を受けたという。
開発チームでは、「同5.7.1」「同5.6.3」「同5.5.4」「同5.4.5」「同5.3.7」「同5.2.10」「同5.1.9」「同5.0.12」「同4.9.17」「同4.8.16」「同4.7.20」など、「同4.7」以降の系統にもアップデートを用意。自動更新向けに配信を開始しており、手動でアップデートしている場合は、すみやかに適用するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/04/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨
「Telerik Report Server」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「VMware ESXi」「vCenter Server」に脆弱性 - 修正パッチが公開
Oktaのウェブブラウザ向けプラグインにXSS脆弱性
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を修正
米当局、「Twilio」や「IE」の脆弱性悪用に注意呼びかけ