Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、月例セキュリティ更新で脆弱性108件に対応 - 一部でゼロデイ攻撃も

マイクロソフトは、4月の月例セキュリティ更新を公開し、19件の「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性をはじめ、あわせて108件の脆弱性を修正した。一部で悪用も確認されている。

今回のアップデートでは、「Windows」や「Office」をはじめ、「Exchange Server」「Microsoft NTFS」「Microsoft Graphicsコンポーネント」「Microsoft Internet Messaging API」の脆弱性に対応した。「Visual Studio」「Visual Studio Code」や「Azure AD」「Azure DevOps」「Azure Sphere」に関する脆弱性なども修正している。

CVEベースで見ると、あわせて108件の脆弱性に対応しており、最大重要度を見ると、4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は19件。さらに重要度が1段階低い「重要(Important)」とされる脆弱性88件や、「中(Moderate)」とされる脆弱性1件を修正している。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」におけるベーススコアを見ると、「7.0」以上の脆弱性は80件。このうち3件については、「9.0」以上とレーティングされている。

脆弱性によって影響は異なるが、56件についてはリモートよりコードを実行されるおそれがある。権限昇格の脆弱性19件や情報漏洩の脆弱性17件、サービス拒否の脆弱性9件、セキュリティのバイパス5件、なりすましの脆弱性2件などを修正した。

(Security NEXT - 2021/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「cPanel」に深刻な脆弱性、悪用も - 修正や侵害有無の確認を
「NVIDIA FLARE SDK」に複数の脆弱性 - 認証回避やコード実行のおそれ
「SonicOS」に複数の脆弱性 - 認証回避やDoSのおそれ
「Chrome」に30件の脆弱性 - 「クリティカル」が4件
「Nessus」「Nessus Agent」に脆弱性 - 任意ファイル削除のおそれ
「Apache MINA」に深刻な脆弱性2件 - アップデートを
米当局、脆弱性6件を悪用カタログに追加