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福岡県の水産支援システムがスパム踏み台に - 1日あたり約20万件

同システムでは、開発段階で利用していた脆弱なパスワードをそのまま利用しており、不正アクセスを受ける原因になったと見られている。

今回の不正アクセスによる個人情報の流出はなく、不正アクセスの対象はメールサーバのみで、海況ナビ福岡のウェブサイトなど、他システムへの不正アクセスなどは確認されていない。

現在はパスワードを変更した上、アクセスを一時遮断して、詳細について調査を進めている。のりの漁期は10月から3月過ぎまでで、現在は漁期からはずれており、システムが停止したことによる事業への影響はないとしている。

(Security NEXT - 2021/04/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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