Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

LINEのデータガバナンス検証で外部有識者委員会 - ZHD

LINEにおける個人情報の取り扱いについて問題が指摘されていることを受け、親会社であるZホールディングスは、外部有識者による「グローバルなデータガバナンスに関する特別委員会」を設置した。

LINEのグローバル拠点における日本国内ユーザーの個人情報の取り扱いにおいて、セキュリティやガバナンスの観点から検証を行うために設置したもの。

同組織は、座長を務める東京大学大学院教授の宍戸常寿氏をはじめ、外部の学識経験者や弁護士、技術者、消費者団体など7名で構成。あわせて技術面から実態の把握や監査を行う「技術検証部会」を設置した。

初回となる3月23日以降、会議を複数回開催し、検証結果については順次公表する予定。ZHDグループのガバナンス体制についても提言を行うとしている。

(Security NEXT - 2021/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開