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保管期間中の宿泊台帳が所在不明に - オリックス・ホテルマネジメント

オリックス・ホテルマネジメントは、同社が運営するクロスホテル大阪において宿泊台帳の一部が所在不明となっていることを明らかにした。

2019年12月分の宿泊台帳の所在不明となっているもの。同月1日から同月31日までに宿泊した顧客の情報9629件が含まれる。3月10日に従業員が倉庫を訪れた際、見あたらないことに気がついた。

宿泊台帳は、チェックイン時に顧客が書き込むレジストレーションカードを綴ったもので、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、国籍などを記載。パスポート情報などは別途管理しており、含まれない。

同社によると、宿泊台帳を保管していた倉庫は施錠管理しており、従業員以外は出入りできないという。同社では、社内で規定した5年間の保管期限を過ぎた台帳の処分を行っており、保管期限を過ぎる前に誤って廃棄した可能性が高いと説明。記載されていた情報の不正利用や、二次被害などの報告は受けていないとしている。

(Security NEXT - 2021/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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