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航空会社向け顧客管理システムに不正アクセス - JALやANAにも影響

航空会社向けにシステムを提供するSITAがサイバー攻撃を受け、顧客情報が外部に流出したことがわかった。航空アライアンスの影響で同社システムを直接導入していない国内航空会社にも影響が広がっている。

同社が提供する航空会社向け顧客管理システム「SITA Passenger Service System(PSS)」が不正アクセスを受け、情報流出が発生したもの。

同システムには、利用する航空会社により、航空アライアンス間で共有する顧客情報も登録されていたことから、同システムを直接利用していない航空会社にも影響が波及した。

国内大手の日本航空、全日本空輸のいずれも顧客管理に同システムを利用していないが、日本航空が参加するワンワールドや、全日空が参加するスターアライアンスの一部航空会社が同システムを利用していたため、情報流出が生じた。

(Security NEXT - 2021/03/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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