「Office for Mac」向けにセキュリティ更新 - 脆弱性2件を修正
マイクロソフトは、「Office for Mac」向けにセキュリティアップデートをリリースした。
「Excel」において細工したファイルを開くとリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2021-24067」や「CVE-2021-24069」に対処したもの。プレビューウィンドウによる表示では脆弱性の影響を受けないとしている。
いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「7.8」で、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。脆弱性の悪用や公開は確認されていない。
Windows版に関しては、前週9日に公開された2月の月例修正プログラムで修正されており、1週遅れでのリリースとなった。
(Security NEXT - 2021/02/19 )
ツイート
PR
関連記事
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正
「WordPress」向けのマルウェア対策やWAFプラグインに脆弱性 - 公開中止に
Cisco、「IOS XR」に関するセキュリティアドバイザリ7件を公開
「Apache Tomcat」に脆弱性、2月の更新で修正済み - 「同8.5」系統は3月末にEOL
Palo Altoの「PAN-OS」や「GlobalProtect App」に脆弱性
バックアップ製品「Arcserve UDP」に脆弱性 - 影響大きくPoCも公開
ファイル転送製品「FileCatalyst」に深刻な脆弱性 - 2023年8月の更新で修正
SonicWallの「SonicOS」やメールセキュリティ製品に脆弱性
ビデオ会議サービス「Zoom Rooms」に複数の脆弱性