「FortiOS」にFortinet製ネットワーク機器から悪用可能な脆弱性
FortinetのUTM製品である「FortiGate」にOSとして搭載されている「FortiOS」に脆弱性が明らかとなった。「FortiAP」など同社ネットワーク機器を制御できる場合に悪用が可能だという。
同社は、各社より定例のセキュリティアップデートが公開されるいわゆる「パッチチューズデー」の現地時間5月12日にセキュリティアドバイザリを公開し、脆弱性「CVE-2025-53844」について明らかにした。
「CVE-2025-53844」は、無線アクセスポイントなどを集中管理するための通信機能を処理する「CAPWAPデーモン」に確認された脆弱性。細工したパケットにより域外メモリへの書き込みが可能となる。
認証のもと制御できる「FortiAP」「FortiExtender」「FortiSwitch」より脆弱性を悪用することで、「FortiGate」の実行権限を取得することができるという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.8」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。同社内部で発見したとしており、悪用は確認されていない。
同社は「FortiOS 7.6.4」「同7.4.9」「同7.2.12」以降へアップデートするよう求めている。回避策として「CAPWAPデーモン」を無効化する設定についても案内している。
(Security NEXT - 2026/05/14 )
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