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マークダウンエディタ「Caret」に深刻な脆弱性

マークダウンエディタ「Caret Editor」にリモートよりコードの実行が可能となる脆弱性が明らかとなった。

「同4.0-rc21」において、細工されたドキュメントを開くと、任意のJavaScriptを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2020-20269」が判明したもの。脆弱性は2018年11月に公開された「同4.0.0-rc22」で修正済みだという。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2021/02/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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