Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

キャンペーン登録者の個人情報が閲覧できる状態に - カゴメ

カゴメは、「僕のヒーローベジタブル」のキャンペーンサイトにおいて、入力した個人情報が別の顧客から閲覧できる状態だったことを明らかにした。

同社では1月18日にキャンペーンを開始したが、同日9時半から11時半過ぎにかけて、LINEによるソーシャルログインで新規に申し込みを行い、送付先情報を入力した3人分の氏名、住所、電話番号が、あとからログインした関係ない顧客42人から閲覧できる状態となっていたもの。

システムの設定に問題があり、LINEやメールアドレスが登録されていないTwitterのアカウントでソーシャルログインを行い、キャンペーンへ新規に登録すると、同一のアカウントとして管理される状態となっていた。同社は対象となる3人に対し、電話で事情の説明や謝罪を行っている。

同社では、ソーシャルログインを同日11時34分に停止。システムの改修を進めているが、復旧の目処は立っていない。新規にメールアドレスやパスワードを登録する場合は影響なく、現在もキャンペーンの応募を受け付けているという。

(Security NEXT - 2021/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

中学校配布の出願システム用二次元コードで別人情報 - 大阪市
地域クラブ参加者負担金の納付案内メールを誤送信 - 神栖市
イベント応募フォーム掲載時に誤リンク、個人情報が流出 - 阿久比町
猫フォトコンテストの応募フォームで設定不備 - CREA
市役所閉庁日の案内メールを誤送信、メアド流出 - 朝霞市
利用者間で個人情報が流出、同一アカウント発行で - Schoo
高校で生徒氏名含む動画、公開範囲を誤り投稿 - 埼玉県
同僚にストーカー、システムで個人情報閲覧した職員を処分 - 塩尻市
県立高で個人情報含む資料をグループウェアに誤掲載 - 宮城県
メールのCC送信によるミスが複数発生 - 東京都教育支援機構