Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、2021年最初の月例セキュリティパッチを公開 - 一部で悪用も

マイクロソフトは、2021年最初となる月例セキュリティ更新プログラムを公開した。「クリティカル(Critical)」とされる10件を含む83件の脆弱性を修正している。一部は悪用も確認されており、注意が必要だ。

今回のアップデートでは、「Windows」や同社ブラウザ「Microsoft Edge」「Microsoft Malware Protection Engine」をはじめ、「Office」「Azure」「ASP .NET」「.NET Core」「.NET Repository」「SQL Server」「Microsoft Windows Codecs Library」「Visual Studio」などに明らかとなった脆弱性に対処した。

CVEベースで83件の脆弱性を修正しており、最大重要度を見ると、4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性10件に対処。次に高い「重要(Important)」とされる脆弱性「73件」を解消している。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」におけるベーススコアを見ると、63件が「7.0」以上とレーティングされているが、「9.0」以上とされる脆弱性は含まれていない。

脆弱性によって影響は異なるが、24件についてはリモートよりコードを実行されるおそれがあるという。また権限昇格の脆弱性34件や情報漏洩の脆弱性11件のほか、サービス拒否、なりすまし、セキュリティ機能のバイパス、メモリ破損などの脆弱性を解消している。

(Security NEXT - 2021/01/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「SharePoint Server」の複数脆弱性悪用で対策呼びかけ - 米当局
データ分析可視化製品「Ivanti Xtraction」に複数脆弱性
「FortiOS」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「Microsoft Defender」に権限昇格の脆弱性 - 修正を実施
「Firefox」にクリティカル脆弱性 - 攻撃コード公開、悪用は未確認
「nginx」に複数脆弱性、「クリティカル」も - 修正版を公開
「Dell PowerFlex」に深刻な脆弱性 - 6月の更新で修正済み
米CISA、「FortiSandbox」「SharePoint」の脆弱性悪用を警告
「SAP」が月例更新、16件の新規アドバイザリ - 3件が「クリティカル」
「Oracle EBS」やビル設備向けプロトコルの脆弱性を悪用する攻撃