Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大会申込フォームに不具合、個人情報が閲覧可能に - 日本学生相談学会

日本学生相談学会は、学会参加申込フォームに不具合があり、入力された会員情報が、他会員から閲覧できる状態だったことを明らかにした。

同学会によれば、第39回大会公式サイトの参加申込フォームに問題があり、11月30日10時半過ぎから同日16時半ごろにかけて入力された会員の個人情報が他会員に閲覧されるおそれがあった。学会員2人から問い合わせがあり問題が判明した。

フォームの入力中にエラーが発生して途中で入力ができなくなり、終了する障害が発生。再度同フォームにアクセスすると、途中終了した以前の入力内容が表示される状態となっていた。

閲覧可能だったのは、氏名や連絡先住所、連絡先電話番号、メールアドレス、所属、会員番号など申込フォームの入力項目のうち、途中終了した時点で入力されていた項目。

個人情報が閲覧された人数の特定はできていないが、個人情報が閲覧可能な状態となった会員に対しては、メールで説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2020/12/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フォームの設定不備、WS申込者情報が閲覧可能に - 東大付属中
大阪府サイトで公開したIR資料に個人情報を誤掲載 - 大阪市
セミナー申込フォーム、確認設定から他者が閲覧可能に - 山口県
フォームで個人情報が閲覧可能に、社内共有時のミスで - スーパーチェーン
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
県立高のオープンスクール申込フォームで設定ミス - 三重県
中学校でデジタル化した解答用紙、並び順誤り誤送信 - 堺市
個人情報を誤公開、改正宅建業法への対応ミスで - 大阪府
メール誤送信、交流会参加学生のメアド流出 - 下関市
中学校で生徒からの聞き取りメモをスクリーンに誤投影 - 高槻市