被保険者や求職者情報含むバックアップ媒体を紛失 - 厚労省
厚生労働省は、マイナンバー含む個人情報が保存された記録媒体が所在不明になっていることを明らかにした。
同省によれば、1月に常陸鹿島公共職業安定所から撤去したハローワークシステムの旧サーバにおけるバックアップメディア1個が、保管していた保守用備品ボックスごと所在不明となっているもの。10月12日に判明した。
所在がわからなくなっているメディアには、雇用保険手続きや求職申し込みなどに関する申請書をスキャナで読み取った410件の画像データとOCRによる文字情報が記録されている。
被保険者や求職者の氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、口座番号など352件の個人情報が含まれる。そのうち196件にはマイナンバーも含まれていた。データは暗号化されているという。
(Security NEXT - 2020/11/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
高校で生徒の個人情報含む出席簿を紛失 - 東京都
高齢者世帯名簿を民生委員が紛失、誤廃棄の可能性 - 春日部市
入院患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 淡路医療センター
申請書など受領書類の紛失が複数判明、管理不十分で - 厚労省
小学校で卒業生台帳が所在不明、鍵付金庫で保管 - 葛飾区
個人情報が記載されたチケットが所在不明に - 神戸六甲鉄道
学生情報含む書類を電車内に置き忘れて紛失 - 洗足学園音大
個人情報含むUSBメモリ4本が所在不明、監査で発覚 - 静岡県