Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

西都市のウェブサイトがランサム被害 - 個人情報流出の可能性

宮崎県西都市のウェブサイトが不正アクセスを受けたことがわかった。データを削除され、金銭を要求するメッセージが残されており、情報が窃取された可能性もあるという。

11月9日朝に同市ウェブサイトを閲覧できないことに職員が気づき、委託先が調査を行ったところ、同月7日6時ごろに不正アクセスを受けていたことが判明したもの。

同市ウェブサイトよりデータが削除され、データの復旧を交換条件として暗号資産であるBitcoinを支払うよう求める英文の脅迫文が残されていたという。

データについてはバックアップを行っていたため、ウェブサイトは復旧できたが、調査を行ったところ、同月11日にデータを窃取された可能性があることがわかった。

対象となるのは、2017年4月1日から2020年11月7日にかけて同サイトの問い合わせフォームを利用した個人793件および法人180件のデータ。氏名やメールアドレス、意見、要望のほか、任意で入力した住所や電話番号なども含まれる。

(Security NEXT - 2020/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
開発リポジトリでクラウドアクセスキーを誤公開 - ビール定期便サービス
闇サイトでの個人情報流通を契機に不正アクセス判明 - 不動産管理会社
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘
笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
教員2人のメルアカ侵害、差出人情報流出のおそれ - 中央大