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UCSカード利用者を狙うフィッシング - 目立つ不自然な日本語、簡体字も

フィッシング対策協議会は、クレジットカードブランド「UCSカード」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が発生しているとして注意を呼びかけている。

不正ログインが行われたなどと不安を煽り、偽サイトへ誘導。フィッシングサイトでは、氏名、生年月日、電話番号にくわえて、クレジットカードの番号、有効期限、セキュリティコードなどをだまし取ろうとしていた。

フィッシングメールの本文では、「当社の検出を経て、第三者が不法悪意ログインあなたのUCS webサービス。」など、不自然な日本語が見られた。また簡体字など、一部に中国語で利用される文字も含まれていた。

11月9日の時点で今回確認されたフィッシングサイトの停止が確認されているが、類似した攻撃が展開される可能性もあるとして、同協議会では注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/11/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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