今度は「特別定額給付金」の「再給付」で誘惑 - 詐欺メールに注意
あたかも「特別定額給付金」の再給付があるかのように見せかけ、申請代行などと称して個人情報をだまし取るフィッシング攻撃が確認されている。フィッシングサイトは10月19日の段階で稼働が確認されており、注意が必要だ。

フィッシングメールの文面(画像:フィ対協)
強い関心が寄せられている「特別定額給付金」について、2回目の給付が行われるなどとだまし、個人情報を詐取するフィッシング攻撃が10月15日早朝より確認されているが、異なる文面のフィッシング攻撃があらたに確認された。
今回確認されたメールでは、「特別定額給付金再給付申請手続き代行を始めました」など、再度給付が受けられるかのような件名で送信されており、本文では対象者や申込方法などを記載。申請完了後に給付金が振り込まれるなどとだまし、リンクより偽サイトへ誘導していた。
フィッシングサイトでは、氏名や国籍、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、職業のほか、カード情報、本人確認書類の番号、券面の画像などを詐取する。
10月19日11時の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃へ注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/10/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
「豪華3大特典」と誘惑 - 偽マネックス証券のフィッシングに注意
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
巧妙な「フィッシング」、電話で操作指示も- 不正送金被害が発生
Appleをかたるフィッシング攻撃が増加中 - 「支払情報更新」など偽装
