Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

教育関連書籍やグッズ扱う通販サイトに不正アクセス

仮説社は、教育関連の書籍や玩具などを取り扱う同社運営のオンライン通信販売サイト「Kasetusya ONLINE SHOP」が不正アクセスを受け、個人情報が外部に流出したことを明らかにした。

同社によれば、ウェブサイトが改ざんされ、2019年9月3日から2020年7月10日にかけて、決済時に入力されたクレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなど1128件の個人情報が外部に流出した可能性がある。

決済代行会社より7月10日に情報漏洩の可能性について指摘があり問題が発覚。クレジットカードによる取引を停止し、外部事業者による調査を行ったところ、判明した。

9月9日に調査は完了しており、9月11日に警察、9月18日に経済産業省および個人情報保護委員会へ報告を行ったとしている。

対象となる顧客に対しては、10月15日よりメールで連絡を取っており、経緯の説明や謝罪を実施。心当たりのない利用履歴がないか確認するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/10/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
「CrowdStrike」装う「フィッシング」や「偽修復ツール」に警戒を
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)
あらたな脅威へ対応する設定ファイルが原因に - CrowdStrike障害
Windows端末の障害問題に便乗するサイバー攻撃が発生中
CrowdStrike、Windows環境での不具合で声明 - 復旧方法も紹介
一部Window端末が正常に起動できず - CrowdStrikeが不具合認める
システムの仕様を知らずメール誤送信が発生 - 東京都福祉保健財団