Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Delphi5開発ソフトをスパイウェアとして誤検知する不具合 - アンラボ

アンラボが1月12日にリリースしたエンジンで、正常なファイルをスパイウェアとして誤検知し、一部のアプリケーションが起動しなくなる不具合が発生した。

不具合があるエンジンを利用すると、Delphi5を利用して開発された通信関連のプログラムを「Rogue.Viclear.2959872」として検知し、駆除するとアプリケーションが起動しなくなる不具合が生じた。

同社ではすでに修正を行ったプログラムを提供している。同社でアプリケーションに問題が発生していないか確認するよう呼びかけている。

同社では、スパイウェアの検知にあたり誤診回避テクノロジーを適用し、誤検知を防止するほか、バックアップファイルを復元機能や自動診断除外機能の追加、スパイウェアのホワイトリスト充実など再発防止策に取り組む。

アンラボ
http://www.ahnlab.co.jp/

(Security NEXT - 2010/01/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
検証機能にバグ、ファイルの問題を検知できず展開 - CrowdStrike
あらたな脅威へ対応する設定ファイルが原因に - CrowdStrike障害
一部Window端末が正常に起動できず - CrowdStrikeが不具合認める
アプリに個人情報が表示、システム不具合で - 愛知県内CATV局
厚労省の「マイジョブ・カード」、別人情報が表示される不具合
「弥生のかんたん開業届」で不具合 - データに他利用者情報
一斉配信メールのヘッダ内に無関係メアド、不具合で - 日本心理学会
確定申告機能に不具合、データが未送信 - 弥生
洋菓子通販サイトで不具合 - 配送先情報を誤表示