Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性スキャナ「Nessus」に脆弱性が判明 - アップデートが公開

Tenableが提供する脆弱性スキャナ「Nessus」に脆弱性が判明し、アップデートがリリースされた。

同社によれば、「同8.11.0」および以前のバージョンに許可された期間よりも長いセッションを保持する脆弱性「CVE-2020-5774」が明らかとなったもの。

同社では脆弱性のリスク因子を「低(Low)」と評価。米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」における共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.1」で「高(High)」とレーティングされている。

同社では、脆弱性を修正した「同8.11.1」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/09/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正