NETGEAR製スイッチ2機種に脆弱性 - EOLのため他機器に移行を
すでにサポートが終了しているNETGEAR製スイッチングハブ2機種に脆弱性が判明した。後継機への移行などが呼びかけられている。
「GS716Tv2」「GS724Tv3」にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2020-5621」が判明したもの。
管理画面にログインした状態で、細工されたウェブページを閲覧すると、意図しない操作を行われるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「4.3」。
同脆弱性は、矢野礼伊氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
製品のIPアドレスをユーザーポートとは異なるネットワークで運用するといった回避策などが案内されているが、両製品のサポートはすでに終了しており、アップデートは用意されていない。セキュリティ機関では、製品の使用を停止し、後継機など他機器へ移行するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/08/28 )
ツイート
PR
関連記事
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局
ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
Oracle、定例パッチを公開 - 脆弱性のべ374件を修正
