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感染症患者情報をファックスで誤送信 - 大阪府

大阪府は、感染症対策課において、患者の個人情報が記載された書類を誤って第三者へファックスで送信するミスが発生したことを公表した。

同府によれば、8月17日に同府感染症対策課において、治療計画や症状の経過が記載された診療情報提供書を誤って第三者へファックスで送信したもの。患者の姓、生年月日、年齢、医療機関名、症状の経過などが記載されていた。

提供書は転院の際に使用するため、転院にあたり医療機関よりファックスで受信した提供書を、別の医療機関へ送付しようとしたが、メモ用紙を使い回していたため、複数の番号が記載されており、誤って異なる番号に送信してしまったという。

同府では、第三者へ連絡して謝罪し、誤送信した文書の破棄を依頼。翌18日に対象となる患者の家族に対し説明と謝罪を行った。

(Security NEXT - 2020/08/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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