不正アクセスで「国立劇場メルマガ」の登録メアドが流出
日本芸術文化振興会のウェブサイトが不正アクセスを受け、メールアドレスが外部に流出したことがわかった。
国立劇場や国立演芸場、国立能楽堂、国立文楽劇場の主催公演に関する情報やイベントなどを案内するため、同法人が毎月発行している「国立劇場メールマガジン」の登録メールアドレス5万4445件が、外部に流出したことを8月5日に確認したもの。
同法人によれば、同月3日にサイトの閲覧ができない状態に陥り、調査を行ったところ、前日2日21時半ごろから3日12時過ぎにかけて、外部から不正アクセスを受けていたことが判明したという。
同法人では、不正アクセスの発信元IPアドレスからの通信を遮断。同サイト内に保存していたメールアドレスを退避させ、メールマガジンの新規登録を停止した。
今回の問題を受け、同法人では同月7日に対象となるメールマガジン登録者に対し、報告と謝罪のメールを送信。調査結果を踏まえ、セキュリティ対策の強化により再発防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2020/08/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
マルウェアがSlack認証情報を窃取、個人情報や履歴が流出か - 日経
物流関連サービスへ不正アクセス、個人情報流出のおそれ - 西濃運輸
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
