トヨタ自動車の故障診断ツールに脆弱性 - ECU間の通信に判明
トヨタ自動車が提供する自動車の故障診断ツール「Global TechStream(GTS)」に脆弱性が含まれていることが明らかとなった。自動車など接続したコネクタ経由で悪用されるおそれがあるという。
同ソフトは、国内外でトヨタ車を扱うディーラーや修理工場などで利用されている故障を診断するためのツール。「同15.10.032」および以前のバージョンにバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2020-5610」が明らかとなった。
車両において故障診断に利用する「OBD2コネクタ」を通じて「ECU(Electronic Control Unit)」と通信を行った際、細工したデータを受信するとバッファオーバーフローが生じ、任意のコードを実行されたり、サービス拒否に陥るおそれがあるという。共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のベーススコアは「4.1」。
ラックの北川智也氏が発見し、情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。トヨタ自動車では脆弱性を修正したアップデートを提供している。
(Security NEXT - 2020/07/30 )
ツイート
PR
関連記事
セキュリティアップデート「Firefox 147.0.2」が公開
複数Fortinet製品に脆弱性、すでに悪用も - 更新や侵害有無の確認を
「Chrome」にアップデート - 実装不備の脆弱性1件を修正
Atlassian、前月のアップデートで脆弱性のべ34件に対処
悪用される「SmarterMail」脆弱性 - 侵害調査や最新ビルドへの更新を
「MS Office」にゼロデイ脆弱性、すでに悪用も - アップデートを公開
米当局、「Zimbra」「Versa Concerto」など脆弱性5件の悪用に注意喚起
「MOVEit WAF」にコマンドインジェクションの脆弱性- 修正版が公開
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「VMware vCenter Server」既知脆弱性の悪用を確認 - 米当局も注意喚起
