トヨタ自動車の故障診断ツールに脆弱性 - ECU間の通信に判明
トヨタ自動車が提供する自動車の故障診断ツール「Global TechStream(GTS)」に脆弱性が含まれていることが明らかとなった。自動車など接続したコネクタ経由で悪用されるおそれがあるという。
同ソフトは、国内外でトヨタ車を扱うディーラーや修理工場などで利用されている故障を診断するためのツール。「同15.10.032」および以前のバージョンにバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2020-5610」が明らかとなった。
車両において故障診断に利用する「OBD2コネクタ」を通じて「ECU(Electronic Control Unit)」と通信を行った際、細工したデータを受信するとバッファオーバーフローが生じ、任意のコードを実行されたり、サービス拒否に陥るおそれがあるという。共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のベーススコアは「4.1」。
ラックの北川智也氏が発見し、情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。トヨタ自動車では脆弱性を修正したアップデートを提供している。
(Security NEXT - 2020/07/30 )
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