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パスワード管理アプリに情報流出監視機能 - トレンド

トレンドマイクロは、同社パスワード管理ソフト「パスワードマネージャー」のスマートデバイス向けアプリに、情報流出を監視する新機能を追加した。

同製品は、ウェブサイトやアプリケーションなどのIDやパスワード情報などを一元管理できるソフトウェア。マルチデバイスに対応しており、パスワードの自動生成機能や、パスワードの強度を判定する機能を搭載している。

「iOS」「Android」向けに提供する新版では、パスワードなどがインターネットやダークウェブ上で公開されていないかチェックする「ダークウェブモニタリング機能」を追加した。

同ソフトで管理するすべてのパスワードを監視。さらに最大5件のメールアドレスや、10件のクレジットカード番号、5件の銀行口座番号のほか、運転免許証番号、パスポート番号それぞれ1件を監視項目に設定することが可能。流出を検知した場合は紐付いて流出した内容についても警告するという。

監視にあたっては同社にハッシュ値を送信。100億以上のレコードと突合することで監視を行うという。

価格は月額版で275円(税込)。PC版における「ダークウェブモニタリング機能」の搭載については、利用者の要望を踏まえて検討するとしている。

(Security NEXT - 2020/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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