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「Apache Spark」に脆弱性、アップデートがリリース

分散処理のフレームワークである「Apache Spark」に脆弱性が明らかとなった。アップデートがリリースされている。

「同2.4.5」および以前のバージョンにリモートよりコードが実行可能となる脆弱性「CVE-2020-9480」が明らかとなったもの。

スタンドアロンモードのリソースマネージャーにおいて共有キーによる認証を利用すると、共有キーがなくてもアプリケーションのリソースへアクセスでき、シェルコマンドを実行されるおそれがあるという。

開発者は脆弱性の重要度を「重要(Important)」とレーティング。脆弱性を修正した「同2.4.6」、あるいは「同3.0.0」へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/06/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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