Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ライブアニメソフト「Adobe Character Animator」に深刻な脆弱性

Adobe Systemsは、ライブアニメーションの制作アプリケーション「Adobe Character Animator」に深刻な脆弱性が明らかになったとしてセキュリティアップデートを公開した。

同製品において、バッファオーバーフローが生じる脆弱性「CVE-2020-9586」が明らかとなったもの。「Windows」環境のみ影響を受ける。

脆弱性を悪用されると、リモートよりコードを実行されるおそれがあり、重要度は3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同社は、「Windows」および「macOS」向けに最新版となる「同3.3」をリリース。適用優先度を3段階中もっとも低い「3」とし、任意のタイミングでアップデートを実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco IOS」脆弱性、公表から7年後も攻撃が継続
ホスティング管理ツール「Plesk Obsidian」に脆弱性 - アップデートで修正
「Docker Desktop」に深刻な脆弱性 - コンテナからAPIアクセスのおそれ
「iPhone」「iPad」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正
Apple、「Mac」の脆弱性を修正 - 標的型攻撃に悪用か
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も