教員が個人情報紛失、名古屋市教委へ届き10カ月後に回収 - 大阪市
大阪市は、小学校の教員が児童の個人情報含む手帳を紛失していたことを明らかにした。紛失から約10カ月後、名古屋市教育委員会へ届けられたという。
同市によれば、2019年6月中旬に市立小学校の教員が手帳を紛失したもの。手帳には、児童の氏名41人分と保護者の氏名5人分、児童の生活状況に関するメモ12人分、外部講師の氏名1人分が記載されたノートを挟んでいた。
枚方市の施設で同手帳を拾得したとする人物から匿名で郵送を受けたとする名古屋市教育委員会から、大阪市教育委員会へ2020年4月6日に連絡があり、同拾得物が教員の紛失物であることを確認した。
同教員は、手帳を職員室に保管していたとし、過去数年間、枚方市にも行ったことはないとしており、同市では紛失経路など詳しく調べている。
今回の問題を受けて同市では、警察へ相談するほか、対象となる児童および保護者に対し、説明と謝罪を行うとしている。
(Security NEXT - 2020/04/21 )
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