Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

保守委託先で顧客情報含むHDDが所在不明 - はばたき信組

はばたき信用組合は、顧客情報が記録されたハードディスク2個が委託先で所在不明となっていることを明らかにした。

同組合によれば、事務機器の保守を委託しているOKIクロステックにおいて、顧客情報359件が保存されたハードディスク2個を紛失していることが判明したもの。

対象となるのは、2022年2月16日から2024年3月29日にかけて、新潟市の新津出張所のATM機で普通預金の入出金、振り込み、残高照会、通帳記帳の手続きを行った顧客で、氏名や名称、口座番号、入出金額、残高、取引の種類などが含まれる。

氏名や入出金額、残高などの情報は、英数字と記号の羅列に変換されており、仕様を知らない第三者が内容を解読することはできないとしている。

調査の結果、ハードディスクが不正に持ち出された形跡はなく、誤廃棄された可能性が高いと同組合は説明。不正利用などの問い合わせなども受けていないという。

(Security NEXT - 2024/05/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

アンティーク雑貨通販サイトに不正アクセス - ジョイフル本田
ランサムウェア「Black Basta」に注意 - 500超の組織で被害、医療機関も
「Chrome」にアップデート - 今月3度目のゼロデイ脆弱性修正
Aruba製アクセスポイントに深刻な脆弱性 - アップデートを
悪用脆弱性リストにMS月例パッチで報告された2件を追加 - 米当局
「Cisco Crosswork NSO」など複数製品の脆弱性に対応 - Cisco
中学校で災害共済給付制度の同意書が所在不明に - さいたま市
アプリに個人情報が表示、システム不具合で - 愛知県内CATV局
みそ通販サイトの侵害、ログイン用PWも流出した可能性
ドメイン名やDNSを学べる漫画冊子を教育機関に無償配布 - JPRS