Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ZyxelのNAS製品にゼロデイ脆弱性 - 悪用コードが闇市場に

Zyxelでは、「NAS326」「NAS520」「NAS540」「NAS542」に対して、ファームウェアのアップデートをリリース。アップデートはFTP経由で提供されており、検証が署名ではなくチェックサムにより行われるとしてセキュリティ機関では中間者攻撃へ注意するよう呼びかけた。

また「NSA210」「NSA220」「NSA220+}「NSA221」「NSA310」「NSA310S」「NSA320」「NSA320S」「NSA325」「NSA325v2」については、脆弱性の影響を受けるものの、サポートが終了しているとして修正プログラムは用意されていない。

同社は、同製品をインターネット上へ公開するのを避け、ウェブインタフェースへのアクセスを制限するといった回避策を案内している。

またセキュリティ機関では、インターネットへ直接公開していない場合も、同製品へアクセス可能なクライアント経由で攻撃を受ける可能性もあると危険性を指摘、注意を促している。

(Security NEXT - 2020/02/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性