Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

商品券事業で委託先が個人情報を目的外利用 - 豊田市

愛知県豊田市は、プレミアム付き商品券事業の委託先である豊田信用金庫が、商品券購入者の個人情報を目的外で利用していたことを明らかにした。

同市によれば、商品券の販売、換金業務などを同市から受託している豊田信用金庫が、商品券購入者の個人情報を本来の目的以外で利用したもの。

同金庫豊田駅前支店が、商品券購入者46人分の氏名と住所が記載されている購入引換券をコピー。そのうち32人に対して同金庫が扱う商品のダイレクトメールを1月23日に送付していた。

1月31日に商品券購入者から、同金庫とは取引がないにもかかわらずダイレクトメールが送られ、同金庫より謝罪を受けたとする連絡が同市に入り、問題が発覚した。

同市と同金庫は、対象となる購入者を個別に訪問して、説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2020/02/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

難病研究用データに個人情報、ファイルから削除し忘れ - 厚労省
電子カルテを目的外閲覧、外部漏洩した職員を処分 - 徳島県
業務情報用いて私的SMSを送信、職員を停職処分 - 妙高市
孫のパスポート代理申請で個人情報を持ち出し - 熊本市
同意なしで信用情報取得、営業に利用 - 鹿児島信金
職員が業務システムで親族個人情報を目的外閲覧、外部漏洩 - 大阪市
管理者パスワードを不正利用、人事資料閲覧で職員処分 - 八幡平市
同僚の個人情報を興味本位で閲覧した職員を懲戒処分 - 京都社会保険事務局
制作費着服した元従業員、領収書に番組視聴者の個人情報 - STV
昭和大病院の元医師が患者情報を目的外利用 - 自身の開業案内に