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業務情報用いて私的SMSを送信、職員を停職処分 - 妙高市

新潟県妙高市は、業務を通じて取得した住民の個人情報を、個人的な連絡のために目的外で利用した職員の懲戒処分を実施した。

同市によれば、業務を通じて取得した住民の携帯電話番号を主査級の職員が個人的に利用し、8月4日に私的な内容のショートメッセージ(SMS)を送信したもの。同日、メッセージを受信した住民より同市に相談があり、問題が発覚した。

同職員は同市に対してSMSを送信したことを認め、反省の意を示しているという。職員の所属する部署や送信したメッセージの具体的な内容については非公表としている。

同問題を受けて同市では、同市の信用を著しく傷つける行為であるとして9月24日付けで停職1カ月とする懲戒処分を行った。

(Security NEXT - 2021/09/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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