代理店用システムに不具合、一部個人情報が閲覧可能に - パーソルキャリア
パーソルキャリアは、求人広告の販売代理店向けシステムに不具合があり、一部採用担当者に関する個人情報を代理店から閲覧できる状態だったことを明らかにした。
転職サービス「doda」の代理店向けシステムにおいて、社内基幹データベースに保存されていた採用担当者の個人情報が、業務上必要がないにも関わらず、代理店や代理店の委託先など1164社より閲覧できる状態となっていたもの。
採用担当者54万9195人が対象としており、氏名、会社の名称、住所、部署、役職、メールアドレスなどが含まれる。
法人顧客の採用担当者が、取り引きのない代理店から営業を受け、情報の入手経緯について尋ねたところ、同システムとの回答があり、問題が明らかとなったという。
不具合は2018年5月31日から生じており、問題の発覚を受けて同社は、2024年8月30日に採用担当者の個人情報を閲覧できないようシステムを改修した。
(Security NEXT - 2024/09/17 )
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