「Firefox」脆弱性、国内で悪用を確認 - JPCERT/CCが注意喚起
「Firefox」に深刻な脆弱性「CVE-2019-17026」が明らかとなった問題で、国内において脆弱性を悪用した攻撃が確認された。
問題となる脆弱性は、JITコンパイラ「IonMonkey」の処理において、型の取り違えが生じる脆弱性。悪用されるとリモートより任意のコードを実行されるおそれがある。重要度は「クリティカル(Critical)」。
Mozillaでは1月7日に「Firefox 72」をリリースしたばかりだったが、標的型攻撃が確認されているとして、翌8日に同脆弱性へ対応した「Firefox 72.0.1」「Firefox ESR 68.4.1」を急遽リリースした。
JPCERTコーディネーションセンターは、国内に対し、同脆弱性を悪用したと見られる攻撃を確認したことを明らかにし、影響を受けるバージョンを利用している場合はアップデートを実施するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/01/27 )
ツイート
PR
関連記事
「Spring Cloud Gateway Server Webflux」に情報漏洩の脆弱性
機械学習フレームワーク「Keras」に深刻な脆弱性 - 8月の更新で修正
「LANSCOPE」エンドポイント管理製品に脆弱性 - 4月以降、攻撃を観測
プロキシサーバ「Squid」に認証情報が漏洩する深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - セーフブラウジング関連の脆弱性を解消
「Chrome」のセーフブラウジングに脆弱性 - 修正版が公開
「ConnectWise Automate」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対応を
Cisco製IPフォンや侵入検知エンジン「Snort 3」などに脆弱性
Ruijie製ブリッジ「RG-EST300」に非公開SSH - 修正予定なし
バッファロー製Wi-Fiルータ「WXR9300BE6Pシリーズ」に脆弱性