Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Windows」ゼロデイ脆弱性、「Chrome」狙う水飲み場攻撃で悪用

Kasperskyによれば、「Windows 7」では、発見当時更新プログラムを適用して最新の状態へアップデートしていても、影響を受けるゼロデイ攻撃だった。

ただし、最新の「Windows 10」に関しては脆弱性は含まれるものの、悪用を防止する対策が実装されており、今回見つかったエクスプロイトの影響は受けないとしている。

マイクロソフトでは、「CVE-2019-1458」について最新OS以外は、悪用可能性指標について、すでに攻撃を確認済みとする「0」としたが、一方最新OSについては、「悪用される可能性は非常に低い」とされ、最高値とされている「3」より、さらに高い「4」とレーティングしている。

(Security NEXT - 2019/12/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Google Chrome 141」を公開 - 21件のセキュリティ修正
macOSにアップデート - 脆弱性1件を修正
「iOS」「iPadOS」のフォント処理に脆弱性 - アップデートで修正
シリアライズライブラリ「Apache Fory」Python版に深刻な脆弱性
「Cisco IOS」や「sudo」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
「OpenSSL」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
「Red Hat OpenShift AI」に脆弱性 - クラスタ管理者権限奪取のおそれ
「Acronis True Image」に脆弱性、アップデートで修正
Western DigitalのNAS製品「My Cloud」に深刻な脆弱性
「WordPress」にアップデート、複数脆弱性を解消 - 旧版利用者は注意