標的型攻撃相談、2019年度上半期は221件 - 80件でレスキュー支援
2019年度上半期にサイバーレスキュー隊「J-CRAT」へ寄せられた標的型攻撃に関する相談は221件だった。そのうち80件にレスキュー支援を実施したという。
サイバーレスキュー隊「J-CRAT」は、標的型攻撃による被害の低減などを目的とした組織で、情報処理推進機構(IPA)が2014年7月に設置。同隊特別窓口へ寄せられた標的型攻撃の相談状況について取りまとめた。
2019年4月から9月までの2019年度上半期に寄せられた標的型攻撃に関する相談は221件。2018年度下半期の258件から37件減少した。
そのうち、J-CRATによるレスキュー支援の対象となったケースは80件。2018年度下半期の93件から13件減となった。しかし、前年度同期の34件と比較すると2.3倍の規模であり、予断を許さない状況となっている。実際に隊員を派遣する「オンサイト支援」は18件だった。
(Security NEXT - 2019/11/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
職員が携帯電話を一時紛失、保護ケースにロック解除メモ - 新潟県
複数の決裁文書が所在不明に、盗難の可能性も - 四條畷市
会員顧客向けメールで誤送信 - PC周辺機器メーカー
伝票を保管していた段ボール3箱を誤廃棄 - 佐賀銀
職員のアカウント2件がスパム送信の踏み台に - 東京経済大
「Django」にセキュリティアップデート - 複数の脆弱性を修正
ライクキッズへのランサム攻撃 - 脆弱性を突いて侵入
井関農機のグループ会社でランサム被害 - 影響など調査
「Apex One」「Apex Central」に脆弱性 - ホットフィクスやOS設定で対応を
SonicWall製VPN製品「SMA 100シリーズ」に複数の脆弱性