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トレンドマイクロ「Deep Security」など複数製品に脆弱性

トレンドマイクロの「Trend Micro Deep Security」など複数の法人向け製品において脆弱性が明らかとなった。修正プログラムが提供されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「Trend Micro Deep Security Manager」「Trend Micro Virtual Patch for Endpoint Manager」において、「LDAP」による通信が暗号化されない脆弱性「CVE-2019-15626」が判明。

またWindows向けの「Trend Micro Deep Security Agent」において、任意のファイルが削除される脆弱性「CVE-2019-15627」が明らかとなった。

いずれの脆弱性も、周知を目的にトレンドマイクロがJPCERTコーディネーションセンターへ報告した。脆弱性に対処したアップデートやパッチをリリースしており、利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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